クゲヌマランとギンランが同居
クゲヌマラン↓? | ギンラン↓? |
上の左右の写真から距の違いがはっきりと見えます。左側の3段は同じ株で、そのうち中段は上下段の5日後に撮影したもの。ラン科キンラン属。撮影日:6月2日、7日 | |
←左の写真は、北海道様似町の道路脇で写した クゲヌマランとおぼしきランです。撮影日:5月21日 |
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クゲヌマラン(左)かギンラン(右)か クゲヌマラン(?)が2uくらいの場所に点々と7〜8本、その場所から3mくらい離れたところにギンランが2本咲いていました。狭い場所ですが混じって咲いていることはありませんでした。背丈はどれも20cm内外で同じくらいです。 クゲヌマランは徳島県では寒温帯域に見られるが、図鑑(レッドデータプランツ(増補改訂新版 山と渓谷社2015年)では、「主に暖温帯の海岸の林床に生育する。(中略)茎は高さ40cm前後」と記載されており、今回撮影した場所は標高1000m以上の場所で、背丈もギンランと変わらず、果たして図鑑のクゲヌマランと同種かどうか???。唇弁基部の距の違いは見られるものの生育場所も背丈も付ける花の数もほとんど変わりません。クゲヌマランとギンランが同居するのは同じ仲間なので取り立てて珍しいことではないのでしょうか?図鑑の海岸性のクゲヌマランもギンランと同じ場所に生育しているのでしょうか。 クゲヌマランのページへ |
クゲヌマラン |
絶滅危惧U類 | |
徳島県レッドデータブック | 絶滅危惧IA類 |
ギンラン |
該当なし | |
徳島県レッドデータブック | 絶滅危惧U類 |