ナンバンギセル&オオナンバンギセル
オオナンバンギセルの花の砲列。飛び出しているのは花が終わった後の雌しべの柱頭 |
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ナンバンギセル |
オオナンバンギセル |
花弁の縁が右のオオナンバンギセルに比べ滑らか。 |
花弁の縁に細かい鋸歯があるのが見えます。 |
萼の先端が鋭く尖っています。 |
萼全体がふっくらしていて先端も丸みを帯びる。 |
ススキの根元からニョッキリ。 |
茎はほとんど地上に出ず、茎のように見えるのは花柄です。 |
ナンバンギセルの花 花弁を取り去ると黄色の大きな雌しべの柱頭と4個の雄しべが見ます。管状の雄しべの先端には花粉を出す孔が開いているのが分かります。この孔からは、たくさんの花粉が噴出するごとく飛び出すのでしょうか。 |
ナンバンギセル 南蛮煙管。花の形がキセル(南蛮渡来のマドロスパイプ)に似るから。頭を傾け物思いにふけっているように見えることから万葉集には、「思い草」の名前で歌われているそうです。ススキの根元などに寄生する寄生植物です。 ハマウツボ科ナンバンギセル属。撮影日:9月21日、9月20日 オオナンバンギセル ナンバンギセルは野山に咲きますが、オオナンバンギセルはそれよりやや標高の高いところで見られます。写真のナンバンギセルもオオナンバンギセルもススキに寄生していました。 ハマウツボ科ナンバンギセル属。撮影日:7月29日 |
オオナンバンギセル |
環境省レッドデータブック | 該当なし |
徳島県レッドデータブック | 絶滅危惧TB類 |