ウスベニニガナ
薄紅苦菜 か細くて頼りなげな姿ですが今年も無事咲いてくれました。花はまるで少女のおちょぼ口に紅をさしたようで可愛い。 アジア、アフリカの熱帯から亜熱帯に分布し、日本では紀伊半島から琉球列島にかけての暖かい地方に生える。撮影した場所も海岸の近くで彼女らにとっては住み心地がよい場所なのでしょう。名前はニガナですが身近に見られるニガナの仲間ではなく、葉を千切っても乳液が出ません。 花を拡大してみると4裂した小花の間から伸びた柱頭が大きく左右に裂けて広がり、花粉をつけているのが見えます。葉の基部は茎を抱きます。 キク科ウスベニニガナ属。撮影日:11月8日 |
環境省レッドデータブック | 該当なし |
徳島県レッドデータブック | 該当なし |