ヒメアザミ
姫薊。 アザミの仲間は皆同じように見えて難しいもののひとつです。ヒメアザミの葉の基部は茎を抱き、総苞は筒状でクモ毛があり、茎にも短毛がある。 花をアップにすると薄いピンクの筒状花が押し合い圧し合いしながら外に向かって雄しべ雌しべを長く突きだしている。筒状花の先が5裂しているのが見えます。 近づいて見ると美しい花ですが刺が近寄るのを拒みます。山歩きをしているとうっかり手で触ったり、ズボンの上から刺されて痛い目に遭わされるため人には嫌われる刺ですが、動物から身を守る鎧の役目をしているのでしょう。刺ひとつ作るにもコストがかかっていることでしょうから。 キク科アザミ属。撮影日:10月27日 |
環境省レッドデータブック | 該当無し |
徳島県レッドデータブック | 準絶滅危惧 |