カラタチバナ
カラタチバナ もう2月の半ばだというのに未だに実をつけてくれていました。写真を撮った日の翌日にもう一度訪ねてみるとちょうどその辺りからシロハラが飛び去りました。見ると赤い実がすっかりなくなっていました。シロハラに食べられたのでしょうか。まさに危機一髪の撮影でした。 県内では見ることの少ない植物です。 センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)には及びませんが、カラタチバナは百両、同じ仲間のヤブコウジは十両、アカネ科のアリドオシは1両と呼ばれ、「千両,万両,有り通し」と言って寄せ植えが縁起物としてお正月に用いられます。 |
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カラタチバナの実 実は垂れ下がらない。 |
マンリョウの実 実は垂れ下がったようについている。 |
カラタチバナとマンリョウの葉の比較 上がカラタチバナの葉で細長い。下がマンリョウの葉で葉の縁には丸みを帯びた鋸歯がある。 いずれもサクラソウ科ヤブコウジ属。 撮影日:2月7日 |
カラタチバナ |
該当なし | |
徳島県レッドデータブック | 絶滅危惧IB類 |