カタクリ
↑カタクリの右の葉の上にクロフネサイシンの花が見える。 |
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白い花(右)も時折、目にします。軸の色も緑色をしています。↑ |
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↑雑木林の中で暖かい春の日差しを独り占め。 |
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この立ち姿。どうです、立派でしょう。「凛として」という表現がぴったりだと思いませんか。人生かくありたいものです。 「花の命は短くて・・・」 春、いち早く葉と花を開き、そして実を結んで枯れるまでその間約3ヶ月です。春先には木々もまだ葉を付けず林床には日の光が燦々と降り注ぎます。そして木々の葉が茂り、明るかった林床も薄暗く葉で覆われるようになる5月にはもう地上部分を枯らして次の春まで休眠に入るのです。 一年を三月で暮らすいい女?一年の内3/4は寝て暮らします。うらやましい〜。 しかし、花を咲かせるには7年も8年もかけて1枚葉からやっと二枚葉になり、そして花を咲かせるのです。そんなカタクリの生活史を思うとせっかく長い年月をかけて花を付けたものを採って帰ったり、踏みつけたりすることのないようにしたいものです。 ユリ科カタクリ属。撮影日:4月26日、5月4日 |
該当なし | |
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