キシツツジ
キシツツジ @とAは、春の渓谷の岩場を彩るキシツツジ。 この冬は、暖冬のせいでしょうか1月の下旬だというのにもう咲いていました(BとC)。 モチツツジに似ていますが、両者の大きな違いは雄しべの数です。モチツツジはふつう5個(F)、キシツツジは10個です(G)。つつじ科 地元の新聞が早くも「イワツツジ」が開花したと報じていました。イワツツジとは、図鑑によりますとモチツツジの別名とあり、また高山のハイマツ帯には、丈が10cmに満たない、まるで草のようなイワツツジが生育しています(HとI)。その地方での呼び名などは大切にしたいものですが別名も含め紛らわしいですね。 ツツジ科ツツジ属 |
|
@↓ | |
A↓ | |
@とA H26年4月21日 |
|
B↓ | |
C↓ | |
BとC H28年1月22日 |
|
D↓キシツツジの花 | |
E↓キシツツジの葉 | |
↑F モチツヅジの雄しべは5個 |
↑G キシツヅジの雄しべは10個 |
イワツツジ |
|
↑H イワツツジの花と葉 礼文島にて 6月12日 | ↑I イワツツジの花の拡大 礼文島にて 6月12日 |