ヤマトグサ
大和草。 植物学の大家、牧野富太郎博士が日本人として初めて学名をつけた植物で記念に「大和」と名付けられたそうです。1属1科の植物。 クルッと花被片が反り返り、糸状のたくさんの雄花が風に揺れています。細く白い糸状の部分が花糸でその先の葯に白い花粉が見える。咲いてしばらくすると糸状の花糸が長く伸びてきます。風で花粉がよく飛ぶような仕組みになっているのでしょう。 上段、中段左の写真で棍棒状に見えるのは蕾。写真を撮った場所はいつも沢風が吹き、花が風に揺れています。風媒花にとっては最適の場所なのでしょう。 アカネ科ヤマトグサ属。 撮影日:5月6日、11日。 |
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