仮親のミソサザイ・・・托卵鳥はホトトギス?
大きなひな鳥が餌をねだっています。仮親はミソザサイ、托卵鳥はホトトギス? 大きなヒナの口の中にミソサザイの頭がすっぽり入ってしまっています。托卵鳥は、自分で卵を温め、子育てをせずに、他人?他鳥?の巣に勝手に卵を産みつけ、子育てもさせるという究極の育児放棄です。 一方、卵を産みつけられた仮親は他人?他鳥?のヒナとも知らず、自分より2倍も3倍もある大きなヒナを自分のヒナと信じて、セッセと餌を運んで子育てします。 では、仮親の本当のヒナはどうなったのでしょうか。托卵鳥のヒナは、仮親のヒナより先に孵化して、未だ卵である仮親の卵を巣の外に捨ててしまって餌を独り占めして育ちます。仮親の懸命な子育ては、どこかの高等動物の虐待親に見せたいものです。 徳島県 剣山 撮影日:2015年7月25日 |
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・・・小さな仮親が大きな他人のヒナに餌をやるようす・・・ |
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@ 口の中の赤い色は親鳥を引き寄せる? |
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A 口を大きく開けて |
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B ガブッと頭ごと仮親をひと呑み |
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C 親が窒息しないか心配します |
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D 仮親の頭はヒナの唾液でヅルヅル |
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E 食欲は旺盛過ぎます |
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F まるで化け物にエサを |
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G 仮親が過労死しないか心配! |
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容疑者ホトトギスと被害者ミソサザイ
容疑者 ホトトギス(托卵鳥) ホトトギスへ |
被害者 ミソサザイ(仮親) ミソサザイへ |
ミソサザイのひな鳥 托卵さえされなければ、このような子に育ったはず。 嘴が黄色い。 ヒナのくちばしが黄色いところから若年者の経験の足りないことを言う。 |