ウラシマソウ
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葉は普通1個根生し、その基部から紫褐色の花茎を伸ばす。 | 名の謂われは細い紐状の付属体を浦島太郎の釣り糸に例えたもの。 |
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雄株の仏炎苞の下部。少し隙間があって、たくさんの花粉を付けた昆虫を雌株のもとへと外に導く出口。 | 雌株の仏炎苞の下部。隙間がなく、閉じられた状態です。訪れた昆虫は果たして外へ出られるのでしょうか。 |
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雄花序。イボ状のものが雄花で、まだ花粉を出していない成熟前の若い株。 | 雌花序。緑色の部分に白い柱頭が見える。秋に赤く熟す。 |
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雄花を拡大。 | 雌花を拡大。 |
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雄花をさらに拡大。花粉がいっぱい。 | 雌花をさらに拡大。 |
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球茎の大小の差がはっきりしたもの。 | 球茎の大きさがほぼ同じもの。雄株の子球からもう一つの雄株が伸びている。 |
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昆虫の死骸がいくつも見える(青い矢印)。出口が塞がった状態(赤い矢印)。 | |
性転換する植物・・・浦島草。 雄から雌へ、雌から雄へと性転換するという。栄養状態が悪いときは雄になり、たっぷりと栄養を蓄えた球茎を持つものは雌になる。 栄養状態は球茎の大小に比例するのではなさそうです。下段左の写真の雄株は貧弱な球茎ですが、下段右の雄株は雌株に引けを取らないくらい立派な球茎です。 想像ですが例え球茎が大きくなっても写真下段右の雄株のように子球からも雄株を伸ばして、そのほうに栄養分を摂られて雌株になれなかったり、前年に花を咲かせ、果実を結んでエネルギーを使い果たしたときなどのように何らかのダメージを受けたときにも雄に転換するのではないでしょうか。 いずれにしろ雌株が子孫を残すため花をつけ、果実を実らせるには相当な体力が必要なのでしょう。自然が生み出した知恵はすごいですね。 山地ではよく似たナンゴクウラシマソウが見える。テンナンショウの仲間へ サトイモ科テンナンショウ属。撮影日:4月10日、17日 |