ミヤマカタバミ
根茎が太く、そこから葉柄や花柄が伸びているのが分かる。 |
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ミヤマカタバミの花。 | コミヤマカタバミの花。 |
花弁は白色で薄い紫色のすじが入る。この花には7枚の花弁がありました。 |
花弁の基部に黄色斑が入る。 |
ミヤマカタバミの葉。 |
コミヤマカタバミの葉。 |
オオヤマカタバミの葉。 |
ミヤマカタバミの根元。 |
ミヤマカタバミの葉の裏。 |
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ミヤマカタバミ 山地で見られるこの仲間には、他にコミヤマカタバミとオオヤマカタバミがあります。葉の形は、上の写真のようにオオヤマカタバミの葉先はスパッと切れたような切形で、コミヤマカタバミの葉は丸く、ミヤマカタバミの葉は両者の中間といった感じです。ミヤマカタバミの葉裏には毛が密についています。 また、下段右の写真にあるように根元は、「根茎は太く、密に古い葉柄の基部に被われ」(平凡社フィールド版日本の野生植物)ています。 山の春は遅く、地元の人の話では、撮影した日の前日は季節外れの雪で白一色に覆われていたそうです。1日違いで雪も溶け、撮影することができました。ちなみに撮影した日には徳島市内の標本木の桜が満開になったと報じられていました。 カタバミ科カタバミ属。撮影日4月3日 |
環境省レッドデータブック | 該当なし |
徳島県レッドデータブック | 絶滅危惧TA類 |