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利尻・礼文の春・・・番外編花の浮島・・・利尻・礼文の春の花を求めて歩いてきました。そこでは南国に住む者にとっては信じられないような光景が広がっていました。道端にハクサンチドリ、ノビネチドリ、クゲヌマランなどが咲き、誰も採らないのかウドがあちらにもそしてこちらにも点々と生えています。人家の直ぐ横の林ではコマドリがさえずり、まるでおとぎの国に来たような錯覚に陥ってしまいます。 |
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利尻・礼文の春・・・番外編花の浮島・・・利尻・礼文の春の花を求めて歩いてきました。そこでは南国に住む者にとっては信じられないような光景が広がっていました。道端にハクサンチドリ、ノビネチドリ、クゲヌマランなどが咲き、誰も採らないのかウドがあちらにもそしてこちらにも点々と生えています。人家の直ぐ横の林ではコマドリがさえずり、まるでおとぎの国に来たような錯覚に陥ってしまいます。 |
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利尻山の沢にはまだ残雪が残っています。海岸近くではハマナスやエゾカンゾウが咲き始めていましたが、山の中腹、残雪の近くではザゼンソウやギョウジャニンニクが芽吹いたばかりです。6月10日 鴛泊(おしどまり)港から見た利尻富士 |
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リシリヒナゲシ 利尻島を代表する花です。本来の生育地は利尻山の頂上付近の砂礫地で7月頃に咲くという。島を訪ねたときは、まだ山は残雪が残り早過ぎたようですが、海岸近くの人家付近でたくさん咲いていました。環境があうのか植えられた花の種が飛んであちこちの道端で咲いていました。 元々高山の厳しい環境に耐えられる性質が海沿いの乾燥などにも負けずに生育域を広げているのでしょう。日本に自生する唯一のケシ属の仲間です。6月8日 人家付近 |
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![]() エゾエンゴサク |
![]() エゾイソツツジ |
![]() ホロムイイチゴ |
![]() キバナノコマノツメ |
濃い青い色が美しい。この花を見るには遅過ぎました。わずかに残った花もかなり傷んでいてやっと見つけたきれいな花です。 6月9日 ポン山〜姫沼ハイキングコース |
ツツジの仲間。たくさんの花を丸くかたまってつける。 常緑の低木。低地の湿原から高山帯まで分布。 6月8日南浜湿原 |
「ホロムイ」とはアイヌ語源の地名でしょうか。湿原の植物に「ホロムイ」の名がつくものがいくつかあるようです。 赤い実をつけます。 6月8日南浜湿原 |
ハイマツの下草の緑色のなかで黄色い花がひときわ目を引きます。徳島県内の一部の高山でも見られる。氷河期の遺存植物。6月9日 利尻山7合目〜8合目付近 |
![]() エゾカンゾウ |
![]() ヒメイチゲ |
![]() ヒメムヨウラン |
![]() ノビネチドリ |
![]() ツバメオモト |
![]() オニシモツケ |
咲き始めたばかりで、あと1〜2週間すれば見事なお花畑が見えたことでしょう。 6月8日 海岸草原 |
麓ではすでに花は終わっていましたが、少し登ると見ることができました。 6月9日 利尻山4合目〜5合目 |
針葉樹林下に点々と咲いていた葉緑素を持たない腐性植物です。 6月9日ポン山〜姫沼ハイキングコース |
人の膝くらいの高さがある立派な株です。そのボリュームに圧倒されます。 6月8日 サイクリングロード沿い |
小さな白い花とオモトに似た緑色の大きな葉が対照的です。 6月9日 ポン山〜姫沼ハイキングコース |
「北海道はでっかいどう!」。とにかく大型の植物が目立ちます。 6月10日 サイクリングロード沿い |
![]() ゴゼンタチバナ |
![]() ギョウジャニンニク |
![]() クルマバソウ |
![]() エンレイソウ |
針葉樹林の下で咲き始めていました。赤い果実をつける。よく似た花にエゾゴゼンタチバナがある。 6月8日 オタドマリ沼 |
雪渓の直ぐ横、雪が溶けて間もない斜面に芽吹いていました。うっかり踏みつけると特有のきつい臭いがします。 6月9日 利尻山7合目付近 |
車輪状(輪生)に広がった葉が美しい。漏斗状の白い花つける。林下に群生していました。 6月8日 サイクリングロード沿い |
「延齢草」。おめでたい名前ですが果たして薬効は?この植物は3が基数で葉と花(ガク片)がともに3。雄しべは3×2で6。 6月9日 ポン山〜姫沼ハイキングコース |
![]() クロツリバナ |
![]() カラフトダイコンソウ |
![]() ミツガシワ |
![]() センダイハギ |
![]() ミヤマスミレ |
葉の下に隠れるように長い柄にぶら下がった小さな花をつける。うっかりすると見落としてしまいそうです。 6月9日 利尻山4合目〜5合目 |
ダイコンソウに似るが、こちらは茎葉が単葉で3淺〜中裂する。 6月9日 姫沼 |
ワタスゲと共に湿地を代表する植物。群生して咲いています。 6月8日 南浜湿原 |
この時期、草原を代表する黄色の花はエゾカンゾウかこの花です。 6月8日 海岸草原 |
スミレの仲間は名前を調べるのが大変です。 あまり自信はありませんが。 6月9日 利尻山4合目〜5合目 |
![]() オオバナノエンレイソウ |
![]() ウコンウツギ |
![]() ワタスゲ |
![]() オオアマドコロ |
山麓ではすでに花はほとんど終わっていました。花を上向きにつけるのが特徴です。 6月9日 利尻山6合目〜7合目 |
下側の花弁に黄色から橙色の斑点がある。鬱金色した空木。 6月9日 利尻山4合目〜5合目 |
花そのものよりも花後の白い綿毛がひときわ目を引く、湿原を代表する植物です。 6月8日南浜湿原 |
名の通り大型です。茎には、はっきりと分かる稜がある。 6月8日姫沼 |
![]() ザゼンソウ |
![]() チシマザサとネマガリダケ |
![]() エゾイヌナズナ |
![]() マイヅルソウ |
山の上部ではまだ芽吹いたばかり。この直ぐ横にはまだ雪渓が残っていました。6月9日 利尻山6合目〜7合目 |
北海道でいうネマガリダケはチシマザサのこと。タケノコの缶詰は有名です。(写真は合成) 6月9日 姫沼〜ポン山ハイキングコース |
海岸の岩場などに白い花を群生して咲かせます。 6月8日 サイクリングロード沿い |
ちょっと林内に入ればどこでも群生したこの花を見ることができます。葉も四国で見るものよりも少し大きいようです。 6月8日 姫沼 |
![]() アキタブキ |
![]() ハマハコベ |
![]() イワベンケイ |
![]() ミヤマオグルマ |
この葉の下に入って山菜採りをしていた人の姿はゴソゴソ音がするだけで見えません。とにかく大きいです。6月8日 サイクリングロード沿い | 海岸に大きな株をつくって生えています。葉は多肉質で光沢があります。 6月8日 サイクリングロード沿い |
根元から茎を何本も立てて株立ちになる。雌雄異株で雌花は赤味を帯びる。海岸から山地まで分布域は広い。6月8日サイクリングロード | 咲き始めでしょうか。咲いていたのはこの花だけ。葉や茎に毛が多い。6月9日 利尻山6合目〜7合目 |
![]() オオセグロカモメ |
![]() ウミネコ |
![]() ウミウ |
![]() コマドリの巣 |
人をあまり恐れず、容易に近づくことができます。 6月10日 鴛泊港 |
海岸草原には大きなコロニーがあり、乱舞する様子が見られます。 6月10日 利尻島から礼文島へのフェリーで |
豊かな海の恵みが海鳥の繁殖を支えているのでしょう。鵜飼いに使う鵜はこのウミウです。 6月10日 ペシ岬 |
下山していると登山道脇から親鳥が慌てて飛び出しました。 巣の中は卵?雛? 6月9日 利尻山4〜5合目付近 |
![]() ノビタキ♂ |
![]() ハシブトガラス |
![]() クマゲラ? |
![]() キベリタテハ |
草原でしきりにさえずっていました。黒い顔と赤いエプロンが目印です。 6月8日 サイクリングロード沿い |
早朝、パンを食べながら散歩していると2羽がずっと鳴きながら追ってきました。身近に迫ると大の男でも恐怖を感じます。持ち物にご用心! 6月8日 サイクリングロード沿い |
あこがれの鳥ですが出会えず。せめてもの慰み?これで辛抱します。6月10日 サイクリングロード沿い |
キベリ(黄縁)が白縁になっています。6月9日 ポン山〜姫沼ハイキングコース |
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「海抜0メートルから高山植物が見える島」・・・利尻・礼文。日本列島の北の端に位置する利尻島、礼文島ですが二つの島の様子は全く異なります。利尻島は標高1721mの利尻山を中心にその裾野を取り巻くように原生林が発達しています。一方の礼文島は最高峰の礼文岳でも490mで島全体が笹原や草原が大半を占めています。 地形の違いから気象条件も異なり生育する植物も利尻にあって礼文にないリシリヒナゲシやリシリリンドウ、反対に礼文にあって利尻にないレブンアツモリソウやレブンウスユキソウなど両島は最も短いところで10km弱しか離れていませんが大きな違いがみられます。以下は「花の島」礼文島で見た花々です。 6月11日 礼文島固有種 レブンアツモリソウ |
![]() レブンアツモリソウ やっと見ることができたあこがれの花です。ほとんど白に近い淡いクリーム色の花が雨に打たれて咲いていました。清楚でそして気高ささえ感じるたたずまいです。 |
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![]() アツモリソウ |
![]() エゾノハクサンイチゲ |
![]() イワツツジ |
![]() ハマナス |
雨に打たれて草原の中に咲くアツモリソウ。赤い花がひときわ鮮やかです。 6月11日 |
この花もほとんど終わりかけ。1週間ばかり前には斜面一面に白い花が咲き競っていたという。 6月12日 桃岩コース |
地面に張り付くように葉をつけ、葉に隠れるように花を咲かせていました。咲き始めたばかりです。落葉矮小低木。 6月12日 林道コース |
緑の葉と赤い花弁、黄色のシベのコントラストが見事です。とかくきれいな花には刺があります。ご用心!ご用心!6月9日 知床 |
![]() クゲヌマラン |
![]() ミヤマオダマキ |
![]() レブンキンバイソウ |
![]() レブンコザクラ |
![]() レブンシオガマ |
![]() サクラソウモドキ |
ササバギンランに似ていますが、唇弁の距がほとんど突き出ていないことからクゲヌマランでしょうか。 6月11日 |
林道沿いにそれこそ見飽きるぐらいに咲いていました。6月12日 林道コース |
氷河期に分布したチシマキンバイソウが隔離された結果、独自に進化を遂げたもの。 6月10日桃岩コース |
礼文の名を冠した代表的な花です。 6月12日 林道コース |
背が高く、なかには1m位になるものもある。花序の段数も多く20〜30段ある。 6月12日林道コース |
モドキとはひどい名前です。悪く言えば偽物。でも緑の草原に赤い花が映えて美しい。 6月10日桃岩コース |
![]() タカネナナカマド |
![]() シラゲキクバクワガタ |
![]() ミヤマキンポウゲ |
![]() ネムロシオガマ |
葉はナナカマドに似るが、表面に光沢があり、葉脈がはっきりと分かる。6月10日 香深〜桃岩コース |
白毛菊葉鍬形。読んで字のごとく白毛があり、菊の葉状に葉が切れ込む。クワガタソウの仲間。 6月12日 林道コース |
レブンキンバイソウなどとともに草原に咲く。光沢のある一重の花弁が特徴です。 6月10日 桃岩コース |
白い花のシオガマギク。草地のほか道路沿いなどでもたくさん見られる。6月10日 桃岩コース |
![]() エゾスカシユリ |
![]() クロユリ |
![]() スズムシソウ |
![]() スズラン |
![]() ヤマハナソウ |
![]() ハクサンチドリ |
透かし百合。名の通り花弁の間に隙間があります。海辺の直ぐ側の斜面で咲き始めていました。 6月12日 知床 |
黒百合は恋の花?でも近づいて匂いを嗅げば百年の恋も何とやら。 6月10日桃岩コース |
鈴虫草。唇弁の形が鈴虫に似ることから。草に隠れて咲いているのをレンジャーの方に教えていただきました。 6月12日 桃岩コース |
風の強い草地に群生していました。 6月12日 林道コース |
図鑑では岩場などに咲くとありますが、ここでは草の間から花茎を伸ばしていました。 6月10日 桃岩コース |
至る所で見られ贅沢な気分にさせてくれます。白花も見ることができました。 6月12日 林道コース |
![]() レブンハナシノブ |
![]() レブンウスユキソウ |
![]() チシマキンレイカ |
![]() チシマフウロ |
紫色の花弁に黄色の雄しべがよく似合う。今を盛りと咲き競っていました。 6月10日 桃岩コース |
歌でおなじみのアルプスのエーデルワイスの仲間です。実物を見れば地味な花ですが。 6月12日 林道コース |
別名タカネオミナエシ。 乾燥地に生えるためでしょうか葉は肉厚です。 6月12日 林道コース |
花は横向きに咲き、ガク片には長い白毛がある。花弁は薄質で傷みやすくきれいな花を探すのに一苦労です。 6月10日 桃岩コース |
![]() レブンソウ |
![]() シオガマギク |
![]() シロヨモギ |
![]() ツタウルシ |
礼文島固有種です。全体に白毛が目立ちます。 6月12日 桃岩コース |
海岸近くの草地で一つだけ咲いているのを見ました。図鑑では花期は7月下旬〜8月中旬とある。 6月12日 スコトン岬 |
花はまだ先ですが、草全体が白い綿毛に被われて真っ白でよく目立ちます。 6月12日 スコトン岬 |
写真撮るときについうっかり触ってしまいました。首筋のかぶれが治るまで1週間あまりかかりました。地元ではかぶれたことはなかったのに。ここのツタウルシは少し毒性が強いかも。 6月12日 林道コース |
源氏と平家 |
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![]() アツモリソウ |
![]() クマガイソウ |
アツモリソウ 敦盛草。袋状になった花を平敦盛が背負った紅の母衣(鎧の背につけて流れ矢を防いだもの。)に見立てたもの。源氏の白旗に対して平家の赤旗をイメージしたものでしょうか。 礼文島 6月11日 クマガイソウ 熊谷草。袋状になった花を熊谷次郎直実が背負った母衣(鎧の背につけて流れ矢を防いだもの。)に見立てたもの。 徳島県上勝町 4月27日 源平の戦い 一ノ谷の戦いで敵の武将を捜し求めていた熊谷次郎直実は逃げようとする若武者を呼び止めて一騎打ちをする。直実が若武者を馬から引き落として首を取ろうとすると、我が子と同じくらいの年齢の若武者だったので、直実が「熊谷次郎直実だ、名を名乗れ」と言うと、「名乗ることはない、首実検すれば分かることだ」と答えた。 これを聞いて直実は、若武者平敦盛を逃がそうとしたが、背後に味方の軍勢が迫るなか、泣く泣くその首を切ったという。この後、首実検した結果、貴公子平敦盛であったことが分かった。 ・・・平家物語・・・ 平敦盛(たいらのあつもり) 平清盛の弟である平経盛の末子。位階は従五位下。 熊谷次郎直実(くまがい じろうなおざね) 平家に仕えていたが後、源頼朝の御家人となる。のちに出家して蓮生(れんせい)と号した。 |
白花3種 |
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![]() ノビネチドリ白花 利尻島6月8日 |
![]() ノビネチドリ 利尻島6月8日 |
![]() ハクサンチドリ白花 礼文島6月12日 |
![]() ハクサンチドリ 礼文島6月12日 |
![]() シラゲキクバクワガタ白花 礼文島6月12日 |
![]() シラゲキクバクワガタ 礼文島6月12日 |
花三昧 |
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ダケカンバの道 利尻山の麓を原生林が帯のように取り巻いています。孤島であるためシマリスより大きな野生動物は生息せず、またヘビも棲まないという。いつも大型動物やマムシを警戒しながらの山行と比べ、まさに天国と地獄です。爬虫類は全くダメという女性でも安心して歩けます。 たくさんの花に囲まれて歩くこのコースはまさに快適の一言です。この時期1週間ほど経つと見える花が違ってくるという。機会があれば季節を変えて何度でも歩いてみたいコースです。 この日に出会った花 オオアマドコロ、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、ヒメムヨウラン、クルマバツクバネソウ、ツバメオモト、ザゼンソウ、エゾエンゴサク、マイズルソウ、マムシグサ、ツルシキミ、ミヤマスミレ、ヒトリシズカ、カラフトダイコンソウetc. 利尻島 ポン山〜姫沼ハイキングコース 6月8日 |
アツモリソウ レブンアツモリソウといい、この赤いアツモリソウといい「花の島」礼文島ならではの贅沢です。レブンアツモリソウの盗掘を防ぐため24時間体制で警戒に当たっているという。一部の不心得者のため、そこまでしなければならない現実に腹立たしい思いをします。 地元の人の話では昔子供たちはレブンアツモリソウの花に水を入れて投げ合って遊んだという。そんな遊びができるほどたくさんの花が咲く日が来ることを願うばかりです。 礼文島 6月12日 |
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揃い咲きです。 左上の写真、左からイワベンケイ、ミヤマオダマキ、レブンコザクラです。左下の写真はレブンコザクラとミヤマオダマキ、イワベンケイが咲き競っています。こんな贅沢が林道沿いにずっと続きます。 振り返って後ろを見れば海を隔てて残雪を抱いた利尻山がくっきりと聳え立ち、まさに至福のひとときです。 礼文島林道コース 6月11日 |
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ミヤマオダマキ 上の写真(「礼文島の花」)のミヤマオダマキの二つの花はやや下向きに咲いていますが、こちらは上に向いて咲いています。花が終わりに近づくと上を向くそうです。 なんだか行く末を案じて天に向かってため息をついているように見えませんか。 礼文島林道コース 6月12日 |
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レブンコザクラ 左は典型的なレブンコザクラの花です。特徴は他のコザクラの花と比べ一株の花数が多く、花柄を放射状に伸ばし丸くボールのようにかたまって咲くことです。 サクラソウの仲間はどれもきれいな花を咲かせますが、このレブンコザクラは花序全体が大型で見応えがあり、サクラソウの仲間では一番の美形ではないでしょうか。 この島を訪れたときはすでにこの花も終わりが近づき、きれいな花を探すのに苦労しました。 礼文島 6月10日 |
レブンウスユキソウ アルプスのエーデルワイスの仲間。訪れたときはまだ時期が早く、花が開き始めたばかりです。もう少しすればこの辺り一面がレブンウスユキソウの花で被われるそうです。 高山の植物には毛深いものが多く見られますが、「セーター植物」と呼ばれるように厳しい低温から体を守っているのでしょう。 写真の花は中心部の頭花が開き始めていますが、周りの頭花はまだ白い毛で覆われています。 礼文町の町花に指定されているそうで正午になるとエーデルワイスの曲が流れます。 礼文島林道コース 6月12日 |
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レブンソウ 島の名前そのもので礼文島に咲く。「セーター植物」で草全体に毛が多く、花は上向きにつける。 同じ島に咲くカラフトゲンゲに似るが、カラフトゲンゲは花を下向きにつけること、小葉の表面に毛がないことなどで区別できる。 礼文島桃岩コース 6月12日 |
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レブンハナシノブ?カラフトハナシノブ? 図鑑によりますとカラフトハナシノブとは「花冠裂片の先はとがらず、がくは中裂し、礼文島に産する。」とあり、レブンハナシノブについては、その品種で「花序が詰まった型」とあります。 上の2枚の写真どちらになるのでしょうか。 礼文島桃岩コース 6月12日 |
北海道で花を見るのは初めてで、ほとんど初見の花ばかりでした。図鑑を頼りに同定しましたが、識別ポイントの写真がないものがほとんどで名前が間違っていましたらご教示いただければ幸いです。 参考にさせていただいた図鑑等は以下のとおりです。 梅沢 俊著「新北海道の花」、久保田 修構成・著「高山の花」、杣田美野里ほか著「利尻・礼文自然観察ガイド」、清水建美編・解説「高山に咲く花」、フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」ほか |