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キクイタダキ

 

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アオゲラ ♂&♀

アオゲラ
大川原高原 '09.6.25
アオゲラ
 上が♂で下が♀です。日本特産種。花を探して歩いていたときに頭の上でしきりに鳴いていたものです。慌ててマクロレンズから望遠レンズに付け替えて撮りました。ラブコールだったのでしょう、しばらく鳴き交わしてくれました。この鳥は穴を掘りやすいサクラに多い幹心腐病(みきしんぐされびょう)の樹を見つけて営巣するという。どうして見つけるのでしょうか。ドラミングをしてかえってくる音で見つけているのでしょうか。
・・・アオゲラの鳴き声・・・
・・・アオゲラの鳴き声(2)・・・
・・・アオゲラのドラミング(3)・・・
・・・アオゲラのねぐら入りのページへ・・・
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お断り: このページの野鳥の鳴き声は、ほとんどが写真と異なる場所、異なる時期に録音したもので、写真と音声とは必ずしも一致しません。

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アオシギ

アオシギ
徳島県つるぎ町 '12.10.26
アオシギ
 偶然の出会いでした。余り目にすることが少ない鳥です。ヨーロッパではジビエ(狩猟によって捕獲された野生の鳥獣肉)料理に用いられるそうですが、日本では、このアオシギの狩猟は禁止されています。しかし、同じ仲間のタシギとヤマシギは、1日合計5羽まで狩猟鳥獣として許可されているそうです。狩猟で生計を立てている人はともかく、単なる趣味で狩猟をすることはどうなのでしょうか。疑問を感じます。
 用心深くてなかなか近寄れませんでした。写真はシャープを掛けて拡大しています。
アオシギとヤマシギのページへ・・・
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アオジ

アオジ
徳島市眉山 '10.1.14
アオジ♂
 アオジ、クロジ(黒字)はあっても赤字はありません。人間社会も小鳥にあやかりたいものですね。中部以北で繁殖し、中部以西で越冬します。四国では冬鳥。チッ、チッと鳴いて草の実などをついばんでいます。春、旅立ち前にはさえずりを聞くこともあります。
・・・アオジのさえずり・・・
・・・アオジのページへ・・・
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アオバズク

アオバズク
徳島県石井町 '08.5.20
アオバズク
 名の謂われは青葉が茂る頃にやってくるから。インドシナ、フィリピンで越冬し、日本では夏鳥。目は金色 ホーホー、ホーホーと2回ずつ鳴く。昆虫食で頭部だけのカブトムシが落ちていれば犯人はアオバズクの可能性が大でしょう。フクロウは動物食でネズミなどを捕る。この年、フクロウの巣の跡に興味を示したのですが、数日後、天敵のテンに恐れをなしたのかとうとう去っていきました。
・・・アオバズクの鳴き声・・・
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アオバト

アオバト
アオバト
いずれも石井町 '15.5.23
アオバト
 用心深い鳥です。なかなか近寄らせてもらえません。このときは木の実を一生懸命に食べていたときでした。美しい姿は魅せられます。
・・・アオバトの鳴き声・・・
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アカハラ

アカハラ
徳島中央公園 '10.1.20
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さえずるアカハラ
剣山 '09.7.23
アカハラ
 本州中部以西で通常、冬鳥。剣山で繁殖しているようです。梢の上で高らかにさえずっていました。水飲み場に来たアカハラはヒヨドリなど他の鳥を追っ払っていました。顔立ちに似合わずかなり性格がきついようです。尤も人間社会にもそんな性格がいますが。
アカハラのページへ・・・
・・・アカハラのさえずり・・・
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アトリ

アトリ
神山森林公園 '09.12.24
アトリ
 シベリアから日本海を経て山形県や富山県へ渡った後、さらに各地に広がるという。群れて飛ぶ様子を「アッ鳥」と言ったとか言わなかったとか。
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イカル

イカル
徳島市文化の森 '09.4.30
イカル
 怒っているのではありません。斑鳩と書きます。奈良の斑鳩の里と何か関係があるのでしょうか。色々説があるようですが。聞きなしで月・日・星と聞こえることから三光鳥とも呼ばれている。また、マメコロガシなどとも呼ばれます。どうです、この胴長短足。安心しましたか、あなた。メタボの代表です。ガンクロで盗人の顔に見えるのは私だけでしょうか。このときは菜の花の種でしょうか一生懸命に食べていました。
・・・イカルの鳴き声・・・
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イスカ

イスカ
大川原高原 '14.4.25
イスカ
 冬鳥として比較的高い山地にやって来ます。高いアカマツの上で群れをなして餌を摂っていました。写真は、たまたまヒメシャラの木に止まっていたところです。
イスカのページへ・・・
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ウグイス

ウグイス
徳島中央公園 '10.1.22
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ウグイスの卵
サガリハゲ山 '06.7.29
ウグイス
 春告鳥(はるつげどり)。三霊鳥と呼ばれる鳥があり、そのうちの一つ。ウグイスは「法、法華経」、コノハズク(声のブッポウソウ)は「仏法僧」、ジュウイチは「慈悲心」と鳴く。寒い冬に鳴き始めますが、日照時間が長くなってくるとホルモンにスイッチが入るのでしょうか。さえずりはホーホケキョ、谷渡りはケキョ、ケキョ、地鳴きはチャッ、チャッ。1羽の♂は一シーズンに6~7羽の♀と番う一夫多妻。それでも♀同士は喧嘩しないらしい。どこかの焼き餅焼きとは大違い。でも、♀も一回の子育てが終わると別の♂へと。なんとまぁ発展家だこと。ウグイスの卵はきれいなルビー色をしています。  ウグイスのページへ・・・
・・・ウグイスの鳴き声(1)・・・
・・・ウグイスの鳴き声(2)・・・
・・・ウグイスの谷渡り・・・
・・・ウグイスの地鳴き・・・
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ウソ

ウソ
大川山 '07.2.20
ウソ
 真っ赤な嘘ではありません。本当の名前です。♪折れた煙草の吸い殻で あなたの嘘が分かるのよ♪という歌がありました。美しい鳥ですが、花のつぼみが大好物で咲き始めたサクラの花芽をついばみに来ることから嫌われています。口笛のようにフィー、フィーと鳴く。天神社の行事にはうそ替え神事といわれるものがあります。
ウソのページへ・・・
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エゾセンニュウ

エゾセンニュウ
石井町 '23.5.21
エゾセンニュウ
 春秋の渡りの時期は楽しい。南の国から、或いは北の国から渡ってくる鳥たちが骨休め(羽根休め)に立ち寄ってくれるからです。この鳥もたった一日の出会いでしたが、きれいな鳴き声を楽しませてくれました。
エゾセンニュウのページへ・・・
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エナガ

エナガ
神山森林公園 '09.12.30
エナガ
 柄長。身体部分が四割で尾の長さが六割。つまり、四分六の割合。ジュリジュリと鳴いて冬期はカラ類と混群をつくる。枝にぶら下がってエサを摂る様子は見ていて可愛い。
エナガのページへ・・・
・・・エナガの鳴き声・・・
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オオアカゲラ

オオアカゲラ
大川原高原 '08.3.8
オオアカゲラ
 静まりかえった森の中で大きなドラミングの音が聞こえてきます。くちばしで木を叩く音です。まるで森の土建屋さん。脇腹に縦斑のないのがアカゲラ。県内ではほとんどがオオアカゲラです。
オオアカゲラのページへ・・・
・・・オオアカゲラのドラミング・・・
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オオマシコ ♂

オオマシコ
大川山 '07.2.20
オオマシコ
 マシコとは猿子。名の謂われは赤いことから。シベリアで繁殖し、冬鳥として日本に渡来する。德島県内では1000m位の高山に飛来する。
オオマシコのページへ・・・
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オオルリ ♂

オオルリ
大川原高原 '14.4.27
オオルリ
 東南アジアで越冬し、日本には夏鳥としてやって来る。青い鳥の御三家と言えばコルリとルリビタキとオオルリです。また、日本三鳴鳥としてウグイス、コマドリとともにオオルリが名を連ねます。まさに姿良し、声良しです。天は二物を与えずと言いますが。そんな人気者を悪い人間どもは放っておきません。密猟者はテープを流して呼び寄せて捕獲します。さえずりは複雑ですが途中にジュジュという声が混じるのが特長です。
オオルリのページへ・・・
・・・オオルリのさえずり・・・
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オシドリ ♂&♀

オシドリ
徳島県神山町 '08.4.29
オシドリ
 「鴛鴦の契り」とか「オシドリ夫婦」と言いますが、繁殖期毎に相手を替える浮気者です。徳島県では冬鳥ですが時折繁殖します。他のカモ類と違って木の上に営巣する。♂のイチョウ羽がきれいです。
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オジロビタキ ♂&♀

オジロビタキ♂
♂ 徳島中央公園 '07.1.10
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オジロビタキ♀
♀ 徳島市大神子 '07.2.11
オジロビタキ
 この年は当たり年でこの珍鳥中の珍鳥が♂も♀も出現してくれました。しかも長い間。
シベリアで繁殖し、冬は東南アジアへ渡ります。途中、迷鳥となって渡来するものです。日本に渡来してもほとんどが若鳥か♀で成鳥の♂が見られたのは本当に幸運でした。当時は全国的に話題になり、遠くからバードウォッチャーが詰めかけました。尾羽をピンと上げた何とも言えないスタイルです。
オジロビタキのページへ・・・
・・・オジロビタキの地鳴き・・・
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カヤクグリ

カヤクグリ
大川原高原 '07.3.15
カヤクグリ
 モグリではありません。カヤクグリという日本の固有種です。藪の中を潜るようにして生活していることからカヤクグリ。草の実などを食べます。夏は中部以北で繁殖し、四国では普通、冬鳥ですが標高の高い剣山等でも繁殖しています。
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カワセミ ♂&♀

カワセミ♀
♀ 徳島中央公園 '10.1.15
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カワセミ♂
♂ 徳島中央公園 '10.1.15
カワセミ
 別名、翡翠。宝石はこの羽の色から。まさに空飛ぶ宝石で、光線のぐあいによっては光り輝きます。上のカワセミの目は濁って見えますがゴーグルが目を覆っています。ゴーグルは水中で目を保護します。餌は鱗が引っかからないように頭から呑み込みますが、プレゼントするときは♀が食べやすいように頭を先にして手渡します(くちばし渡し)。この気遣い、昔は私もこうしたものです。あれから40年、あぁ。きみまろの世界です。
・・・カワセミの♂と♀が鳴き交わしています。(バックにはアヒルの声も。)・・・
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キクイタダキ

キクイタダキ
徳島市大神子 '10.1.28
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キクイタダキ
徳島市大神子 '10.2.3
キクイタダキ
 松(クロマツ)の葉と比べてください。日本で最小の鳥です。餌を摂るのに大忙しでちっともジッとしてくれません。頭の上に黄色の王冠を戴くことから「菊戴」。イナバウアーしてみたり、クモを捕らえたりと忙しいことです。
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キジ

キバシリ
神山森林公園 '09.12.23
キジ
 日本の国鳥です。音声はケンケンッという大きな鳴き声とドドドッという羽ばたきの音(母衣を打つといわれます。)が聞こえます。母衣打ちは縄張り宣言でしょうか。
キジのバトルの中継ページへ・・・
・・・キジの鳴き声と母衣打ち・・・

キバシリ

キバシリ
神山森林公園 '09.12.23
キバシリ
 使い走りではありません。木走りです。木の幹を螺旋状に登り、また別の木の下部に飛び移って螺旋状に登るという動作を繰り返します。くちばしは木の皮の内側の虫を捕るため細長く下に湾曲しています。神経質な鳥で人の姿を見ると幹の裏に隠れてしまう。まるで鬼ごっこです。北国の鳥で四国の亜高山帯にも棲む。普通、冬鳥として低山にも来るが少ない。・・・キバシリのページへ・・・
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キビタキ♂&♀

キビタキ♂
♂ 小松島市日の峰 '09.4.16
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キビタキ♀
♀ 小松島市日の峰 '08.4.28
キビタキ
 なんと凛々しいお姿でしょう。小鳥の世界は♀は地味ですが、♂は姿といい、声といい立派です。♀を引きつけるために一生懸命です。ひたすら涙ぐましい努力をするのは雄の本性?尤も、捕った魚に餌をやらぬとは誰かの言い草。春、東南アジアからやって来ます。暗い林の中を好み、餌をフライングキャッチします。
キビタキのページへ・・・
・・・キビタキのさえずり・・・
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これもキビタキ???・・・

キビタキ?
大川原高原 '14.4.28
キビタキ?
 これもキビタキでしょうか?若鳥?姿を見たのは、一瞬でした。ブレた写真ですが。
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キレンジャク

キレンジャク
徳島市 中央公園 '13.1.09
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キレンジャク
 ヒレンジャクの群れの中に1羽だけ混じっていました。4~5日ほど滞在してくれましたが、ヒレンジャクの群れとともにいずこともなく去っていきました。
キレンジャク&ヒレンジャクのページへ・・・
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クロジ

クロジ
剣山 '08.8.2
クロジ
 赤字会社が聞くとうらやましい決算です。中部以北で繁殖し、四国では冬鳥。ここ四国の剣山では、わずかですが繁殖しているようです。しきりにフィーチーチーョと鳴いていました。
クロジのページへ・・・
・・・クロジのさえずり・・・
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クロツグミ

クロツグミ
大川原高原 '14.4.22、5.02
クロツグミ
 ツグミの仲間です。夏鳥として少し高い山地にやって来ます。持ち前の美声で梢の天辺で高らかに縄張りを宣言しています。
クロツグミのページへ・・・
・・・クロツグミのさえずり・・・
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コガラ

コガラ
大川原高原 '12.5.10
コガラ(小雀)
 カラ類の仲間です。ヒガラよりも大きいのですが、なぜだか小雀(小柄)です。シジュウカラはネクタイですが、こちらは蝶ネクタイにベレー帽のおしゃれな小鳥です。この鳥は餌を咥えています。
・・・コガラのさえずり・・・
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コガラの求愛給餌
剣山 '12.5.26
コガラの求愛給餌
 只今求愛中! ♂が♀の気をひこうと思って餌を与えています。♀は羽根を下げ、羽ばたいて、まるでヒナが餌をねだるような動作をしています。こんなラブラブは見ていてもほほえましいです。「あれから40年」とは、誰かの台詞。
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コゲラ

コゲラ
眉山 '09.12.31
コゲラ
 小さなキツツキです。枯れた木などに穴を開けて巣を作る。縦に止まる姿勢は尾を幹に付けて三点確保。岩登りと一緒でこれなら安定します。脳震とうにならないかと心配するくらい、くちばしで樹の幹や枝を叩いて餌を探しています。1年中いる留鳥です。
・・・コゲラのページへ・・・
・・・コゲラのアルビノへ・・・
・・・コゲラの鳴き声・・・
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コマドリ

コマドリ
徳島県 剣山 '10.7.2
コマドリ
 姿良し、声良しで言うことなし。日本三鳴鳥のひとつ。スカートを広げ空に向かってさえずる姿は何とも言えません。残念ながら後ろ姿ですが。
コマドリのページへ・・・
・・・コマドリの鳴き声・・・
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コルリ

コルリ
徳島県 剣山見ノ越登山口 '11.5.20
コルリ
 ブルーと白の体色でコントラストが美しい。藪の中から声はすれどなかなか姿を現してくれません。コマドリに似たきれいな声でさえずります。
コルリのページへ・・・
・・・コルリの鳴き声・・・
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ゴジュウカラ

ゴジュウカラ
剣山 '09.6.16
ゴジュウカラ(五十雀)
 はい、こちらは五十からで定年前です。木の幹をしきりに上り下りしています。頭を下にして下るのはゴジュウカラだけです。やや標高の高い山でフィーフィーと鳴いています。
ゴジュウカラのページへ・・・
・・・ゴジュウカラの鳴き声(1)・・・
・・・ゴジュウカラの鳴き声(2)・・・
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サンカノゴイ

サンカノゴイ
徳島県那賀川町 '11.1.02
サンカノゴイ
 ヨシ原に潜み、周囲に溶け込み抜き、足差し足忍び足で、まるで忍者のように獲物を狙う。わずかに姿を見せてくれました。
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サンコウチョウ

サンコウチョウイ
徳島県石井町 '13.6.27
サンコウチョウ
 写真の♂の尾をご覧下さい。尾は30cm以上はあるでしょう。目の回りはコバルト色のアイリングが素敵です。里山の薄暗い林の中のツル植物のまたなどに営巣します。巣の中には、餌をねだるヒナのくちばしが見えます。このあと、無事にヒナが巣立ったそうです。
・・・サンコウチョウの鳴き声・・・
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サンショウクイ

サンショウクイ
徳島市 中央公園 '11.5.01
サンショウクイ
 夏鳥。県内では、ほとんどが本州への渡りの時期に空高くヒーリーリ、ヒリリンなどと鳴きながら飛ぶのが観察される。少数は県内でも繁殖しているらしい。
サンショウクイのページへ・・・
・・・サンショウクイの鳴き声・・・
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シジュウカラ

シジュウカラ
神山森林公園 '08.1.2
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シジュウカラの子育て
剣山登山口 見ノ越 '09.6.16
シジュウカラ(四十雀)
 中高年の皆様お待たせしました。あれから40年、上半身も下半身も中高年。四十から、五十からにご登場頂きました。謹んでお慶び申し上げます。袋小路?麿です。私の懐はいつも始終カラ。ツーピーツーピーと悲鳴を上げながら泣いています。ヒナは黄色いくちばしを張り裂けんばかりに開けて餌をねだります。
・・・シジュウカラのさえずり・・・
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ジュウイチ

ジュウイチ
剣山 '09.5.20
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ジュウイチ
  初夏に南の国から渡ってくる渡り鳥です。鳴き声が「慈悲心、慈悲心」と聞きなしされることから、コノハズク(声の「仏法僧」と呼ばれる)、ウグイス(法、法華経)とともに日本三霊鳥と並び称せられます。
 カッコウ科の仲間は他の鳥の巣に托卵します。托卵とは他の鳥の巣に卵を産みつけて、子育てをさせ、自らはもちろん卵を温めず、子育てもしません。今風に良く言えば業務委託ってところでしょうか。子育てで悩んでいる母親からみれば「なんとうらやましい!」ことでしょうね。
 それにしても育てるほうは、一足早く大きくなったジュウイチのヒナに我が子はすべて巣外へ放り出されて餌を独占され、他人の子?を我が子?と思ってせっせと餌を運び、育てさせられるのは哀れです。まことにカッコウ科の鳥は横着者の極みです。
 因果応報でしょうか、はぐれてしまった子を探して?いつも「ジュウイチ、ジュウイチ」と呼びながら飛んでいます。最後のほうは段々と興奮してくるのか、悲壮感いっぱいに、ひとしきり大きな声で鳴くと言うより泣き叫びます。聞いていて血圧が上がらないか心配するほどです。
・・・ジュウイチの鳴き声(叫び声)・・・
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シメ

シメ
徳島中央公園 '09.2.1
シメ
 主に北海道で繁殖し、温暖地では冬鳥。太いくちばしで木の実をパチパチと音を立てながら食べる。くちばしで噛む力は30kg以上だそうです。冬は肉色の嘴が、夏は鉛色に変わるという。少し太めのユーモラスな体型です。     
・・・シメがチィとかツッという声で鳴いています。・・・
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ジョウビタキ ♂&♀

ジョウビタキ
徳島県石井町 '09.2.11
ジョウビタキ
 左が♀、右は♂。♀は地味ですがつぶらな瞳が何とも言えず可愛い。ヒタキの仲間は餌を捕るときは飛び上がってフライングキャッチで捕ります。冬鳥で人家付近に普通。道路のカーブミラーに映った我が姿を見てしきりにミラーに飛びかかっている光景を目にします。このときだけは鳥ってバカだなぁ~と優越感を感じる私です。
ジョウビタキのページへ・・・
・・・ジョウビタキの鳴き声・・・
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シロハラ

シロハラ
徳島中央公園 '10.1.16
シロハラ
 白腹です。鳥の世界には腹の白いのと赤いのはいても腹黒はいません。シベリアから冬鳥としてやって来る 春、旅立つ頃になるとキョロン、キョロンとさえずることがあります。いつも林の中でゴソゴソと餌を探していることから別名を「木の葉返し」という。飛び立つときに尾羽の左右の白い色が目立ちます。
・・・シロハラ地鳴き・・・
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スズメ・群雀

群雀
徳島県石井町 '07.1.8
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群雀
徳島県石井町 '07.1.8
群雀(むらすずめ)
 ムレスズメと言えば、中国原産のマメ科の落葉低木。厳冬の草むらにたくさんのスズメが群れていました。わずかに残った草の種を食料にしているのでしょう。実った稲を食べることから害鳥とも言われますが、一時期のことであって、子育てのときは昆虫などのタンパク質を主に食べます。1年を通してみればむしろ益鳥でしょう。自然では平均して寿命は1年ぐらいと言われています。外敵に襲われたり、餌を十分取れず命を落とすのが当たり前の厳しい世界なのでしょう。

スズメの銭湯

スズメの銭湯
皇居前広場 '14.9.17
スズメの銭湯
 ここは皇居前のスズメの銭湯。スズメが集団で砂浴びをしていました。銭湯にいるのは何羽でしょうか。写真が小さくて見えにくいですが、砂浴びしているのが7羽、脱衣場?にいるのが4羽で合計11羽です。
・・・スズメの鳴き声・・・
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センダイムシクイ

センダイムシクイ
徳島中央公園 '09.4.17
センダイムシクイ
 鳥のさえずりを、人の言葉に置き換えたものを「聞きなし」といいます。この鳥の聞きなしは「焼酎一杯グィー」です。日柄一日中、「焼酎一杯グィー」とはうらやましい限りです。まさに朝寝、朝酒、朝湯が大好きで小原庄助さんの世界です。夏鳥として南の国から日本にやってきます。
・・・センダイムシクイの鳴き声・・・
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ソウシチョウ

ソウシチョウ
剣山 '09.8.23
ソウシチョウ
 美しい鳥ですが、特定外来生物に指定されていて飼育、運搬は禁止されています。飼い鳥が野生化したといわれており、生態系に与える影響が心配されています。原産地は中国南部、ベトナム、ミャンマー北部。剣山の見ノ越付近、お花畠や矢筈山でも確認しました。いずれも10羽内外の群れで鳴き交わしていました。
ソウシチョウのページへ・・・
・・・ソウシチョウの鳴き声・・・
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チュウヒ

チュウヒ
出島野鳥園 '15.1.11
チュウヒ
 冬鳥。タカの仲間です。アシ原の上をゆっくりと飛びネズミなどの餌を狙う。
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ツグミ

ツグミ
徳島中央公園 '10.1.15
ツグミ
 冬鳥。この鳥には受難の歴史があります。食料にするため、冬、日本海を越えてやって来る大群を待ち構えてカスミ網で一網打尽にしたという。クィ、クィとかクワッ、クワッ鳴く。地面を数歩跳ねて、反り返る姿勢を繰り返します。
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トラツグミ

トラツグミ
徳島市大神子 '10.1.28
トラツグミ
 この冬はトラツグミの出現数が多いようです。今年(H22年)の年男の寅之助か、年女の寅子でしょうか。深い山の中、夜中や薄暗いガスの中で聞くヒョー・ヒューという口笛に似たなんとももの悲しい声が気味悪く、「ヌエ」とも呼ばれる。「ヌエ」とは怪物のように正体不明のものをいう。平家物語や源平盛衰記では魔物扱いされているそうです。また、地獄鳥、幽霊鳥ともいう。冬には里へ下りてきて落ち葉をひっくり返しながら好物のミミズを探しています。
トラツグミのページへ・・・
・・・トラツグミの夜明けの鳴き声・・・
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ノビタキ

ノビタキ
石井町 '14.10.12
ノビタキ
 本州中部以北に夏鳥として飛来し、南方への渡りの途中、河原などの草地で羽根を休める。
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ヒガラ

ヒガラ
雲辺寺山 '08.3.16
ヒガラ
 いつも鶏冠に来るのか、頭の上の冠羽を立てています。留鳥で針葉樹林を好む。ある調査では一羽の雛が生まれてから巣立つまで約70gもの昆虫などの幼虫を食べるという。その雛の餌はガの幼虫が60%でクモが26%だそうです。嫌われ者のいも虫やクモなども小鳥にとっては貴重なタンパク源です。もしもこのような小鳥がいなければ草木は丸裸になってしまうことでしょう。微妙なバランスで成り立っている自然、人為的な攪乱は厳に慎むべきでしょう。
ヒガラのページへ・・・
・・・ヒガラのさえずり・・・
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ヒゲガビチョウ

ヒゲガビチョウ
神山森林公園 '14.5.11
ヒゲガビチョウ
 外来鳥類です。きれいな声でさえずりますが、日本の自然環境への悪影響が懸念されています。
ヒゲガビチョウのページへ・・・
・・・ヒゲガビチョウがさえずっています。・・・
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ヒレンジャク

ヒレンジャク
徳島市石井町 '09.3.7
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ヒレンジャクと糞
徳島県石井町 '09.3.7
ヒレンジャク
 シベリア東部で繁殖し、日本に冬鳥。平安時代から連雀と呼ばれていたようで、名の謂われは群れで行動することから。上の写真のようにヤドリギなど食べた実を粘液に包まれた糞として排泄し、種子が木にひっかかって分布を増やす。持ちつ持たれつの共生関係です。珍鳥ですが、人(鳥)相が悪くてまるで窃盗団のメンバー。ヒーヒー ヒリリ、ヒリリとか細い声で鳴く。
ヒレンジャク&キレンジャクのページへ・・・
・・・ヒレンジャクがヒーヒーと高い声で鳴いています。・・・
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ビンズイ

ビンズイ
徳島市大神子 '10.3.26
ビンズイ
 冬鳥。松林に多い。セキレイの仲間で尾を上下に振って歩く。四国剣山でも繁殖しているようです。よく似た鳥にタヒバリがいる。
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フクロウ

フクロウ
徳島県石井町 '08.5.17
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フクロウのヒナ
徳島県石井町 '08.5.12
フクロウ
 留鳥で神社などの大木の祠に営巣する。聞きなしは五郎助奉公。ギャーとも鳴く。姿形が魅力あるのか不苦労といって招福のシンボルになったり、ローマ神話ではミネルバの使いとして知恵の象徴とされています。目は人の百倍、首は270度回転し、聴力は人の3倍という。上の写真はバクチノキの巣から顔を覗かせた雨水に濡れた水もしたたるヒナです。
フクロウのページへ・・・
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ベニマシコ

ベニマシコ
徳島県佐那河内村 '07.3.08
ベニマシコ
 パードウォッチャーあこがれの赤い鳥です。茂みの中からなかなか出て来てくれません。喉に白髪(?)の立派なひげを蓄えています。
ベニマシコのページへ・・・
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ホオジロ ♂

ホオジロ
神山森林公園 '09.1.11
ホオジロ
 頬白というより頬黒です。シジュウカラのほうが余程頬白です。「一筆啓上仕り候」とか「源平つつじ、白つつじ」とかと聞きなしされます。下の声はどのように囀っているのでしょうか?どこにでもいる数の多い鳥で地鳴きはチチッ、チチッと鳴き、飛び立つときに尾羽の両端の白い色が目立つ。
・・・ホオジロのアルビノへ・・・
・・・ホオジロのさえずり・・・
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ホシガラス

ホシガラス
徳島県 剣山 '12.11.03
ホシガラス
 徳島県内で見ることができるのは、ここ剣山くらいでしょうか。かなりの回数この山に登っていますが、いままで出会うことがありませんでした。体の白い斑点模様を星に見立てたのでしょうか。カラスの仲間ですから鳴き声は、ガーッ、ガーッと悪声です。
ホシガラスのページへ・・・
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ホトトギス

ホトトギス
徳島県 剣山 '12.8.03
ホトトギス ・・・托卵鳥のページへ・・・
 ホトトギスの鳴き声は、「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」と聞きなしされています。春5月になると南の国から渡ってきて、夜なか中、大きな声で鳴いています。「鳴いて血を吐く不如帰」といいますが、中国の故事で「杜鵑の吐血」というそうです。「不如帰去」(帰り去くに如かず。帰ることが出来ない。)と鳴きながら血を吐いたので、そのためホトトギスの口の中が赤くなったそうです。
・・・ホトトギスの鳴き声・・・
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ミソサザイ

ミソサザイ
雲早山 '07.5.3
ミソサザイ・・・托卵鳥へ・・・
 早春、2月頃から鳴き始める渓流の歌姫。小さい体に似合わず、くちばしをいっぱい広げ大声で尾羽をピンと立てて声も張り裂けんばかりに鳴く。味噌色をしていることが名の謂われだそうです。薄暗い所を好むことから別名を:雪隠鳥とか下女覗きという。一夫多妻だそうで誠にうらやましいことです。巣は入り口と出口の2箇所あり、倒木の巣の入り口でカメラを持って待ち構えていても入ったきり出て来ません。道理で待っても出てこないはずです。日本で二番目に小さな鳥です。
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・・・ミソサザイのさえずり・・・
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ミヤマホオジロ ♂

ミヤマホオジロ
神山森林公園 '13.1.02
ミヤマホオジロ
 冬鳥。冠羽を立て♂は眉斑と喉は黄色で目立ち、頬は黒く、胸には黒い三角形のエプロン姿。警戒心が強くなかなか近づけません。
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メジロ

メジロ
徳島市眉山 '08.12.31
メジロ
 目の周りが白いリングで囲まれていることから目白。小笠原諸島にはメグロ(目黒)が生息しています。昔こどもの頃、鳥もちで捕ってきて、「高鳴はる」と言ってよく鳴くメジロを飼って競い合っていたことを思い出します。俗に梅に鶯と言いますが、ウメの花にやって来るのは、ほとんどメジロです。鶯色も目白色でしょう。無類の甘党で輪切りにしたミカンを木の枝に刺して置くとやって来ます。
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・・・メジロのさえずり・・・
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メボソムシクイ

メボソムシクイ
徳島県剣山 '10.6.12
メボソムシクイ
 夏、高山に登るとこの鳥が出迎えてくれます。「銭取り、銭取り」といかにも高利貸しが借金を取り立てに来たかのように!そのように聞こえるのは貧乏人のひがみでしょうか。
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・・・メボソムシクイのさえずり・・・
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モズ ♂

モズ
左:大川原高原 '09.5.9、右:徳島県石井町 '09.2.7
モズ
 モズは、グゼリといわれる小声でぶつぶつ言っているように聞こえる鳴き方をして、色々な鳥の鳴き声をまねます。そこから百の舌を持つとして百舌。止まって尾をグルグル回すのが特長です。キィーキィーという鳴き声を聞くともう秋がそこまで来ていることを感じます。
・・・モズの高鳴き・・・
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ヤツガシラ

ヤツガシラ
海陽町 '13.3.24
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ヤツガシラ
 渡りの途中、思わぬところに現れます。なかなか出会えない珍しい鳥です。この日はたまたま行事があって帰りに公園に立ち寄ったら居てくれました。ラッキーのひと言です。思うように近寄れず、大きくトリミングしました。
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ヤブサメ

ヤブサメ
徳島中央公園 '13.4.18
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ヤブサメ
 ヤブサメと聞いて、すぐ思い起こすのは伝統武術の流鏑馬ですが、それとは違って、藪雨と書きます。藪の中で鳴く声が雨がシトシト降るように聞こえるからでしょうか。
 眉毛を見て下さい。キリッとした男前?でもなぜ藪に隠れるの?恥ずかしがり屋さんでしょうか。春、他の夏鳥に先駆けて渡ってきます。
ヤブサメのページへ・・・
・・・ヤブサメの鳴き声・・・
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ヤマガラ

ヤマガラ
上勝町慈眼寺 '10.3.16
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落ち葉とヤマガラ
神山森林公園 '10.1.11
ヤマガラ
 山雀。冬にエナガ、シジュウカラなどと混群をつくる。派手な色をしていますが、地面に降りて餌を摂っているときなどは上の写真のように落ち葉に溶け込んでそれが保護色となって身を守ります。
ヤマガラのページへ・・・
・・・ヤマガラのさえずり・・・
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ヤマシギ

ヤマシギ
徳島市大神子 '10.2.7
ヤマシギ
 初見の野鳥です。図鑑によると西日本では冬鳥で夕方から活動し、ミミズなどを食べるとあります。これはたまたまでしょうか、お昼前に姿を見せてくれました。フランス料理では希少価値の高いジビエとして人気が高いそうです。日本でも狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象となっているそうです。生活の糧なら致し方ないと思いますが、趣味や酔狂でこうした野鳥を撃つのは如何なものでしょうか。個体数が激減することの無いよう適切な管理をお願いしたいものです。
ヤマシギとアオシギのページへ・・・
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ヤマセミ

ヤマセミ
徳島県那賀町 '10.7.3
ヤマセミ
 やっと出会えたあこがれの鳥です。警戒心が強く、なかなか近寄らせてもらえません。つがいでしょうか2羽がしきりに鳴き交わしながら川の下流の方へ、上流の方へと飛び回っていました。川の両岸に渡したワイヤーが休み場所のようです。
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・・・渓流で鳴き交わすヤマセミ・・・
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ヤマドリ

ヤマドリ
大川原高原 '14.8.19
ヤマドリ
 山歩きをしていると、直ぐ傍から大きな羽音をたてて飛び去り、驚かされることがよくあります。体が保護色で見つけにくいことと、見かけても警戒心が強く、なかなかシャッターチャンスが巡ってきません。このときはラッキーでした。見るからに強そうな脚をしています。
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ユキホオジロ

ユキホオジロ
徳島県 剣山 '10.5.16
ユキホオジロ♂
 まさか四国でしかも初夏に出会えるとは。唯々、びっくりです。冬鳥として主に北海道に渡来する。本州では北部の日本海側でも少数が観察される。嘴が黒いことから♂で夏羽のようです。ユキホオジロの名のとおり、頭と胸から腹にかけて雪のような白い羽毛が美しい。この年は1月に千葉県で27年ぶりに観察されたそうです。
ユキホオジロのページへ・・・
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リュウキュウサンショウクイ

リュウキュウサンショウクイ
徳島市眉山 '13.12.8
リュウキュウサンショウクイ
 ここ数年、県内で分布を広げているようです。冬期は徳島市内や県南地方で観察されます。春になると県内の山地でも鳴き声を聞きます。サンショウクイはヒリリン、ヒリリンとリズム感のある鳴き声に聞こえますが、リュウキュウサンショウクイの鳴き声は、やや鋭くヒリリ、ヒリリと聞こえます。
リュウキュウサンショウクイのページへ・・・
・・・リュウキュウサンショウクイの鳴き声・・・
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ルリビタキ ♂

ルリビタキ
徳島市眉山 '10.1.9
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ルリビタキの卵
剣山 '08.8.2
ルリビタキ
 どうです2枚目でしょう。オオルリと並んで青い鳥の代表選手。まさに青い妖精。冬に高い山から低山に下りて来てヒッヒッ、カッカッとジョウビタキに似た鳴き声(地鳴き)をだす。四国は日本の繁殖地の南限で剣山などで繁殖しています。上の写真はある植物を探していたときに偶然見たルリビタキの巣と卵です。
ルリビタキのページへ・・・
・・・ルリビタキのさえずり・・・

 
※ このページの作成に当たり以下の書籍を参考にさせて頂きました。
  ・ フィールドガイド日本の野鳥 高野 伸二著(財)日本野鳥の会
  ・ 阿波の野鳥 吉田 和人著 (株)教育出版センター
  ・ 日本の鳥550山野の鳥 五百沢日丸解説 文一総合出版

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こうちゃん
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